こんにちは。
0歳からの音楽教育家の滝沢ゆみです。
3人の子どもの子育てと、1,000組以上の親子との関わりから「音楽で子育て」のお話をしています。
色々なテーマでお話ししていますので、興味のあることは是非ご活用くださいね。
本日のテーマは、ピアノレッスンと子どもの幸せについて考えてみたいと思います。
私たちがお子さまの成長や幸せを支える上で、ピアノレッスンがどんな役割を果たすのか、そんなことをお話ししていきます。
子どもたちが成長するにつれ、自己肯定感や、自己価値と言うものを形成していく過程を経験します。
その中で人に認められると言う経験は、お子さまの幸せにとって重要な要素だと思います。
ピアノレッスンの一番の良さは、ピアノを練習し、上達していく過程で、子供たちは自信や達成感を感じます。
自分で感情を表現できるようになったりすることでその成果をお母さま、お父さまや私たちピアノの先生が認め賞賛することで、お子さまは「認められた」と感じ、自己肯定感を高め、幸せを感じるのです。
ピアノと言うものは、言葉にならない感情を表現する1つの手段です。
また言語と言う壁を越えて音でコミニケーションできる手段でもあります
お子さまはピアノの鍵盤上で、自分自身を表現し、音楽を通じて心を伝えることができます。
その表現が認められると言う事は、想像しただけでも嬉しいと感じ、幸せを感じると言うことにつながりますね。
ところが、ひとつ問題なのは、小さい時は、その子のそばにいて「大丈夫だよ」と言って、子どもを守り続けることができますが、子どもはいつか独立する時がやってきます。
誰からも大丈夫だよと言われなくなったとしても、子ども自身が幸せの貯金をしていたならば、困難に自ら立ち向かい成し遂げることで、自信を深め喜びを感じるのではないでしょうか。
そのために今できる事は、子どもが自分の幸せに気づく感性を持ってもらうマインドを作ることだと思っています。
コップに水が半分入っているとしましょう。
「コップに半分も水が入っている」と思うのか「コップに水が半分しか入っていない」と思うのかと言う考え方の違いがあります。
全く同じ現象なのに、感じ方によって違うマインドになってしまいます。
まずは今あることに気づいて感謝する。
この心を音楽で育てることができたら、お子さまは幸せになれると思うのです
この「幸せに気づく感性」この感性は、親が子どもにプレゼントできる最高の贈り物になると思います。
ピアノレッスンは、このように、子どもたちにとって成長や幸せをもたらすとても大切なものです。
子どもたちが成果を認められ、自己表現でき、楽しみながら学ぶことができる環境を講師である私は提供することが役割だと思っています。
ピアノと言うものがお子さんの成長の場であり、喜びの源であることを心から願って、これをお聞きのお母さま、お父さまと一緒にお子さまを育てて行けたらと思います。
お子さまが幸せを感じることで、私たち親もそれが喜びになる。3人の子供を持った私だったから、その喜びがとてもよくわかります。
音楽を通じて心を豊かにして、そしてお子さまの将来が輝かしいものになることを願っています。
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