こんにちは!
音楽でクリエイティブなお子さまを育てる0歳からのオンラインこども音楽教育家の滝沢ゆみです。
きょうは、私の自己紹介をさせてください!
私がこどもを中心に音楽レッスン(リトミック、ピアノ、エレクトーン、キーボード、知育)を始めて30年近くが経とうとしています。
今まで1,000組以上の親子と関わってきました。
6歳からピアノを始めた私は、練習しなさい!と、言われたことはありますし、練習しないで先生に怒られたこともあります。
バイエルを弾いていて、先生から間違いを指摘されても「このメロディーの方がいいのに・・・」と心の中で思いながらしぶしぶ従っていました。
そんな窮屈さが嫌で、後にエレクトーン弾きに転向するのですが・・・
なぜエレクトーンに転向したかというと、お隣のお姉さんがエレクトーンを持っていて、ちょくちょく呼んで弾かせてくれたのです。
足を含め3つのハーモニーで構成されるオルガンサウンドに魅せられ、いつかエレクトーンを習いたいと思っていましたが、その頃はまだピアノレッスンに魅力を感じていました。
私が小さい頃は、横浜に住んでいましたが、横浜とはいえ山奥だったので、夜になると街灯もまばらで暗くピアノのレッスンに行くのも母の送り迎えがないと行けませんでした。
頼りの母が病気になり、小学5年生からは、母が退院したらレッスンに通える。入院したらお休み・・こんなまばらなレッスンが中学2年まで続きました。
大好きだったピアノの先生が勉強のため渡米すると、私の「習うピアノ」が終わりました。
でも、レコードを聞いてはシューマンを弾いてみたり、レコードの曲を耳コピしたりして遊んでいました。
そして、大学生の時、街で「エレクトーンレッスンをしてみませんか?」とパンフレットをもらい、3回のお試しレッスンを受けてみました。
あまりに弾けたので、楽器店の人に「講師になりませんか」と声をかけていただき、やる気満々だった私は父に相談したところ契約書を破られ、無惨にも講師になる夢が終わってしまいました。
それでも、誰にも強要されない好きなピアノは弾き続け、結婚と共に転機がやってきます。
それは、知り合いの人が「エレクトーンあげますよ」の一声から始まりました。
こうして我が家にやって来たエレクトーンで、10年ぶりにレッスンを再開。しかもピアノではなくエレクトーンです。
すでに2人の子持ちの私でしたが、子どもを連れてのレッスンが楽しくてしょうがありませんでした。
3人目を妊娠しても、産んでもずっと弾き続けたのです。
なので当然音楽を子どもにも習わそうと思い、我が子を〇〇音楽教室に通わせました。
ところが・・・ここの先生は大変厳しく、子どもが気持ちよく歌っていても、「もっと口を大きく開ける!」「壁に寄りかからない!」「やる気あるの?」と、4歳の我が子に向かって怒鳴り声ばかり。
おかげで、娘は音楽が大嫌いになりました。
そこで、一念発揮!
音楽が嫌いな子はいないはず。
嫌いにしているのは大人。
音楽を嫌いな子を作ってはいけない!
この思いが、私を講師の道へと追い立てました。
幸いにも、エレクトーンを習っている最中でしたし、ピアノの基盤があったので、ヤマハのグレードに挑戦し講師資格を取ろうと決意したのです。
その時、私は3人目を生み終え32歳になっていました。
さて、講師資格所得を目指して日々勉強の毎日が始まりました。
小学生になった上の子と一緒のテーブルで毎日勉強でした。
娘は学校の宿題。
私は指導グレードの筆記試験に備えて猛勉強!!
その甲斐あってか、僅か1年で指導グレードも、演奏グレードも見事合格!
3人目の子が3歳になるのを待って(3歳までは、子育ての大切な時期ですので)「るる音楽教室」としてスタートしたのです。
始めは3人だった生徒ですが、半年も経たないうちに、あれよあれよと30名近くの生徒が通ってくれるようになりました。
年齢も4歳から60歳までと幅広く、色々な方に音楽を楽しんでもらえるよう熱意を持って指導していました。
教室を始めてすぐに「0歳から音楽を始められないか?」と思い、書店に飛び込み「リトミック」関係の本を読み漁りました。
ちょうどその頃、「0歳からの音楽絵本 みるきいらんど」を出版されている大崎妙子先生との出会いがあり、子どもを実家の母に預け静岡まで泊まりの研修に行きました。
これを機に、0歳から小学生のためのリトミック指導も始め、いつしか「音楽で子どもを育てる」人気の教室となっていました。
その後も酒田式音感や、一音会の絶対音感インストラクター、ミュージックベル、日本こども教育センターのリトミック、英語リトミック認定講師、リトミック研究センター上級認定講師、キッズポピュラージャズ認定講師・・・と、次々と指導のために勉強を重ね、1,000組の親子の指導に関わってきました。
私の教室に来た子の誰もが「嫌になってピアノを辞めてしまった」事がないのが、私にとって1番嬉しい指導の結果となっています。
ところが、2020年のコロナウイルス感染症により、オンラインレッスンを余儀なくすることになりました。
教室をお休みにするよりは、オンラインレッスンで繋ぐ方がいいと思い始めてみたオンラインレッスンでしたが、ここにオンラインレッスンの可能性を見出してしまいました。
対面式のリアルレッスンだと、集中していなくても、色々な楽器や、ドリルなどでその場を凌ぐ事ができましたが、オンラインレッスンだとそうはいきません。
つまらなければ、子どもはすぐに脱走します。
でも、この経験を逆手にとって、「集中できるレッスン」「楽しめる音楽」「一生弾き続けられる音楽」にマトを絞り、私の独自のレッスン「ベーシックレッスン」が生まれたのです。
ただzoomのレッスンは、4歳からがベスト。
オンラインの画面越しの理解力は、お母さまにサポートして頂いたとしても3歳では中々厳しいものがあります。
でも、30年に渡る2、3歳の指導をなんとかしてみたい!
この思いが、新しいピアノレッスン法「オンライン動画ピアノレッスン」へと繋がっていきました。
こうして、2歳からのオンライン動画ピアノレッスン「ポンポン♪ぴあの」と3歳からのオンライン動画ピアノレッスン「ハロー♪ぴあの」が完成し、お家がピアノ教室となったのです。
私にとって、もしかしたら「音楽」は、お子さまの可能性を広げ、幸せな未来を得るための道具にすぎないのかもしれません。
でも、その「音楽」は、いつも心の中心にあり私と切り離すことが出来ない大切なものです。
この大切な「音楽」を次世代の子どもたちに伝えて行きたいと、純粋に思っています。
それが30年に渡る指導の答えかな?と、感じる今日この頃です。
何故なら、東日本大震災の原発事故や、コロナウイルス感染症など未曾有の出来事を経験した今。何が起こっても、一人で生き抜く力と楽しめるマインドが、これからの子どもたちに必要だと感じているからです。
これさえあれば、きっと子どもたちは、「幸せな人生」を手に入れて歩んでいけるのではないかな?と、思っています。
音楽が心の支えになって一人立ちできるその日まで、温かい眼差しで見守り、励ます存在でありたいなと思っています。
私と知り合った全ての方!
どうぞ、末永くよろしくお願いします!