適期教育〜感性を育むのは幼少期

こんにちは。

0歳からの音楽教育家の滝沢ゆみです。

お子さまのクリエイティブ性と感性が豊かになる「音楽で子どもを育てる」お話しをしています。

今日のテーマはお子さまの「適期教育」です。

2〜3歳の適期教育に音楽が取り上げられることが多いと思いますが、幼児の発達に音楽がどんな影響及ぼすのか、今日はそれをひもといていきたいと思います。

2〜3歳と言えば、まだ言語発達段階の途中だと思います。

音楽は、リズムやメロディーによって、言語の音やパターンを強調し、子どもたちが新しい言葉やフレーズを理解するのを助けます。

歌を通じて親子で楽しくニケーションが促進され、子どもたちが感情を表現する手段として、とても音楽が役立ちます。

音楽は、このように歌を歌ったりすることで共感することができます。例えば、ママと一緒にお風呂に入っているときに、歌を歌ったりすると、お風呂場でのシャンプーや体洗いがとてもスムーズになることもありますよね。

親子で楽しさを共感することで、コミニュケーションの基礎を作ります。

この時期に音楽を入れると言う事は、音楽的耳や音感の発達につながります。

リズムは一定のパターンがありますよね。そのパターンを理解する力が向上し将来の音楽的な基盤の形成になるばかりでなく、脳育にもつながります。

つまりパターン認識に強くなるんです。

小学生になって、なんだか算数が得意だったりします。

そして、音楽と言うのは芸術の1種です。

小さい子はよく何だかわからない歌を歌っていると思いませんか?

それこそ即興で歌を創っているんです。創造力、表現力の表れです。

また、2歳3歳と言うのは、脳の黄金期でもあります。

脳の完成の80%がなされるこの時期。この時期に音楽を取り入れることで、脳の神経結合が強化されると言うことが実験結果でわかっています

音楽を聴くことや、ピアノを弾くことによって、認知能力、記憶力、言語処理能力、数学的思考力など、様々な脳の機能にプラスの影響を及ぼす事ができます。

このように2〜3歳で音楽と言うものを取り入れる事は、たくさんのメリットがありますね

脳にとってプラスの影響だけでなく、子供の心の面でも音楽は貢献してくれます。

感情と密接な関係がある音楽。

子どもたちが音楽を楽しむことで、ストレス軽減や、感情の調整が促進されます。

音楽は、リラックスや安心感を与える効果があり、精神的な健康をサポートします。

健全な心と体を作る音楽。

2〜3歳と言うこの時期に適期教育として、音楽を取り入れることが、子どもたちの成長と発達に与える役割はとても大きいと思います

2〜3歳の時期は、ほんの1〜2年です。

後であの時、音楽をやっておけばよかった。という後悔をしないためにも、今2〜3歳のお子さまをお持ちのお母さまは、ぜひ音楽をお子さまの生活の中に取り入れてくださいね。

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