こんにちは。
音楽で0歳からのお子さまを育てるオンライン音楽教育家の滝沢由美です。
指導歴30年。
3人の子どもを育てた経験を交えて音楽で子育てのお話しをしています。
気に入ったことはどんどん取り入れてご活用くださいね。
さて、入学進級も一通り終わり、ちょっと一息つける日々をお過ごしではないでしょうか?
落ち着いたら、何かお稽古事を考えている方も多いと思いますので、今回はお子様の楽しさから伸ばせるものを改変しまして、お稽古選びのポイントについてお話ししたいと思います。
巷ではたくさんのお稽古事が溢れてますね。
英会話にダンス。体操、野球、サッカー、水泳、プログラム教室、ピアノ、エレクトーン、バイオリン。
絵画や書道。
その他お勉強系は公文や学研。
通信教育を入れると、ベネッセやポピー、Z会。
などなどたくさんの中からほんの少しを選ぶと言うことも大切な要素となってきます。
過去に習い事をたくさんしている生徒がいました。
1日1つ習い事に通います。
そして土曜日は3つ掛け持ちをしていました。
私のところには土曜日の2つ目の習い事としてピアノを習っていました。
音楽はリラックス効果があるので、私のところに来るともう疲れた休みたい。ちょっと寝かせてと言って10分ぐらい寝ていきます。
そしてピアノを弾くかと思いきや、1週間大変だったことや、勉強勉強と親に言われてやる気がなくなったことなどのお話しをして、ピアノ弾こうとなった時にはほとんど時間がない状態でした。
そんな状態でしたので、まもなくピアノを辞めることになりましたが、その子はリラックスできる場所がなくなっちゃったと、とても残念がっていました。
私も辞めた後のこの子がどうなるのか心配でした
その後会うこともなく月日が過ぎましたが、もう今では立派な大人になっていると思います。
こう考えてみると、将来を見据えて習い事を選ぶと言うのは、習い事選択のトップの選択に持ってきてもいいんじゃないかなと思います。
そもそも親が習い事をさせたいと思う気持ちは何なのかと考えてみました
まず第一に子供の能力の向上が挙げられます。
例えば、音楽や絵画を習うことで、子供の芸術性や創造性を養うことができますし、水泳やサッカーなどは、子供の身体的能力を高めます。
2つ目は、習い事には、お子さまの視野を広げる可能性があると思います。
習い事を通じて他の子供とコミニケーションすることで、社会性も養えますね。
そして3つ目。
お子さまの興味あることを集中的に学ばせることによって、お子さまのやる気をぐんぐん伸ばす、つまり、自分力を向上する力を養えるのが習い事にはあると思います。
その他、塾系の習い事は、学校の授業等の補完と考え、お子様の学習のお手伝いの役割になるのではないでしょうか。これは、通信教育の学習教材も含みますね。
こう考えてみると、習い事を何にしようかなと迷っているときに、現在お子さまが興味を持っているものお子さまの可能性を伸ばしそうなもの。また未来から見てお子さまにどんな力を身に付けるのか、またどんな風にその習い事がそのお子さまの役に立つのかを考えてみると、おのずとどの習い事がこの子に向いているのかなということが決まってくるのではないでしょうか。
そしてもう一つ選択肢がありますよ。
それは習い事をしないと言う方針です。
習い事をしないことで時間がたくさんできます。そしてもちろんお金もかかりません。その分親との時間が親密になってきますね。
子どもにとって親と過ごす時間ほど大切なものはなく、またお子さんが小学校4年生位になると、だんだんだんだん親元を離れて独り立ちしていく傾向にあります。なので、密な時間を過ごしたいと言う方は、習い事をしないと言う選択肢もありですね。
以上のお話を踏まえて、お子様に向いているなと思う習い事。お子様さまの可能性を伸ばすなと思う習い事を、どうぞ見極めて与えてあげていただけたらと思います。
最後にひとこと。
人格が形成される9歳頃までは、心を育てる教育がとても大切だと私は考えています。
そう言う意味でも、感性を育てる音楽や絵画などの芸術に触れて磨きをかけて頂けたら嬉しいなと考えています。
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