こんにちは。
0歳からのオンライン音楽教育家の滝沢ゆみです。
3歳のピアノレッスンでは、次の5つの効果がもたらされます。
①感性が研ぎ澄まされる
②理解力が高まる
③集中力が身につく
④音感=聴力が高まる
⑤身体のバランス感覚が身につく
特に感性を子ども時代に身につけることはとても大切です。
なぜなら、子どもの性格は9歳頃にはほぼ決まってしまうからです。
小学生になると本格的に勉強が始まってしまうので、心を育てたり感性を磨く事に時間をかけるのが難しくなってきます。
3歳から始めれば、小学校入学までの3年間は心の教育がみっちりできるのです。
音楽で感性が研ぎ澄まされるのはなぜ?
人間には誰しも喜怒哀楽と言う感情があります。
人が生まれた時は快・不快という2つの感情しかありませんが、徐々に複雑な感情を身に付けていきます。
ピアノを弾いてウキウキと感じる事で「楽しい」と感じ、自分の弾いたピアノをお母さんやお父さんが喜んでくれた事で「嬉しい」と喜びを感じます。
聴覚から得た情報が感情を揺らすのは、寂しい感じの曲を聴いた時に「寂しい・哀しい」と感じ音に共感をするからなのです。
純真で疑うことを知らない小さいお子さんは、ダイレクトに感覚で音を掴むことができます。
私たち大人は色々な経験を交えて聴いてしまいますが、6歳以下の子どもは素直に聴いて感じることができるのです。
もちろん音・音楽以外にも絵本や動画、また実際に色々な所に行ってみた風景などからも喜怒哀楽と感動を受けることはできます。
ですがピアノを弾くという自分で発した行為に対して感性を研ぎ澄ましていけるのがピアノレッスンで身につく感性の特徴なのです。
3歳の理解力
人間の脳は2歳で黄金期を迎え、3歳で80%、6歳までに90%、12歳までに100%が完成されると言われています。
3歳になると理解力が増し、一見むずかしくてわからないだろうと思うことも伝え方によっては(伝える大人の工夫が必要ですが)3歳なりの理解ができるようになります。
2歳では、親である特に母親との分離を図るために「イヤイヤ期」なるものが存在して、親子ともプチバトルの日々を過ごしますが、3歳にもなると子どもなりに母親との距離を確認でき、かつ一線引いて自分の存在を見つけられるので感情の落ち着きが見られます。(もちろん、イヤイヤ期を引きずる子もいますが・・・)
こんな時こそ音楽で、理解する力を身につければお子さまの理解力の増強に役立ちます。
ご家庭でも、「〇〇だから、〇〇をしてみようね」と理由を話して提案をする事により系統立てて物事を理解する脳の筋道の回路を作っていきます。
この脳の回路を活発にするには、少しハードな知育学習も、もちろんいいのですが、楽しくのんびり身につけていきたいとお考えのご両親さまであれば、「ピアノをルールに基づいて弾く」事に挑戦していくのはいかがでしょうか?。
知育学習もそうですが、ピアノ学習も「積み上げ学習」です。
積み上げる事によって少しずつ楽しみながら理解力を培っていきましょう。
3歳児の集中力はどうやって身につける?
個人差がありますが、3歳になると集中できる子と、気が散って動き回ってしまう子と、大雑把に2通りのパターンの子がいます。
これはもう個性なので仕方がないと諦めてしまう方が楽かもしれません。
が、実は3歳の時に集中力を身に付けておかないと、小学校に上がって本格的な勉強が始まった時に「時すでに遅し」と、手遅れになってしまいます。
実は「集中力」は下記3つの要素と密接に関わっているのです。
子どもと睡眠
子どもが寝ている時はどのような仕組みが起こっているのでしょうか?
寝てから1〜2時間経つと成長ホルモンが分泌されます。
身体の成長と、休息のために3歳に必要な睡眠時間は11時間前後と言われています。
睡眠によってくつろいだ身体と脳は、活動力を与えてくれます。
大人でも、睡眠不足を感じると「眠い」「眠りたい」に気を取られ集中力が低下しますよね?
人間にとっての生理的欲求である睡眠は幼児の活動力に大切な要素なのです。
子どもの食事
脳を司るのは食事です。
食事で得られる栄養は、3歳の子どもの脳も身体も創ります。
脳に栄養が行かないと働きが鈍り、当然のことながら集中する気力も落ちてしまいます。
忙しい育児の最中ではありますが、栄養のバランスを考えて良質の食事を摂らせてあげるのが、実はお子さまの脳と身体の発達に、強いては気力の発達にも繋がっているのです。
気力が充実すればピアノに対する取り組みも積極的になり、ピアノを弾き、集中力が自然とついていきます。
集中できる環境作り
3歳になると好き嫌いがはっきりして、大好きなおもちゃ、好きなテレビ番組、好きな食べ物が決まってきます。
物事に取り組むときに、大好きなおもちゃで遊んでいる途中だったり、テレビやDVDを見ている最中なのに時間だからとピアノを弾く時間にしてしまうと、おもちゃやTVが気になってピアノに集中できません。
時間の切れ目にうまく誘導する事。
食事の前のあまりにもお腹がすいている時間に始めないこと。
眠そうなときは弾く気力も起きないのは、大人も同じです。
楽しい雰囲気で、3歳から「ピアノを弾く事は楽しいこと」なのだと刷り込むことが自分から進んでピアノを弾く子になる第一歩です。
3歳の子の聴き方は大人と違う?
3歳は、耳の成長が最も盛んな時期です。敏感に聴きとる力が備わっています。
そして、聴覚は、脳の記憶をつかさどる部分と密接に関係しています。
私たちが言語を覚えた時は聴いて覚えましたよね。
また、英語学習も「聴いて」発音や、イントネーションを覚えましたよね。
この3歳の時に「聴く」事をやっていくと小学生になって聴くことから理解する事につながり、授業中を有効に活用できます。
なぜなら、脳の発達と耳の発達が盛んなこの時期に、脳の中では次のような循環が起こっているからです。
音楽の基礎的なこと(例えば、どれみふぁその配列や、音の長さなど)の内容を理解する。
理解したことを指を動かして音として表現する。
ピアノで出した自分の音を聴く。
脳に伝わり脳が活性化して成長促進していく。
聴く力は脳内のルートが確立され、鍛えられ、脳を活性化し、広く使えるように脳育を促進します。
この聴く力に、音楽と言う、形ないものに触れて、感性も研ぎ澄まされていくので、3歳代のピアノレッスンは、とても有意義なものとなるのです。
また、聴く力は、コミュニケーション力にもつながります。
人の話を良く聴いて、何を伝えたいのか?
伝えると言う事は自分を表現する事です。
相手の気持ちを汲んだ優しい物言いが出来たら、周りの人からも愛され、子ども自身も幸せを感じるのではないでしょうか?
優しさは、音楽に触れて感性を養うことで磨かれていきます。
ピアノレッスンが3歳児にもたらす影響はとても大きいものです。
ピアノを弾く事で鍛えられるバランス感覚
3歳になると、身体もグンと成長します。
体重は生まれた時の4倍。
身長は3歳代の1年間だけでも5~7cmも伸びます。(但し、個人差あり)
身体全体のバランスが取れて筋肉が発達します。
バランスをとることや、片足立ち、3輪車をこぐなど身体の成長に伴って出来る事も多くなります。
もちろん手先も器用になり、箸で食事をしたり、ハサミがつかえたりと細かい作業ができるようになっていきます。
この時期には、ピアノを弾く指も、早い子では、親指、人差し指、中指、薬指、小指が分化して1本ずつ使って「どれみふぁそ」を弾く事が出来たりします。
もちろん個人差はありますが、少しずつ指を動かして曲を弾いていくことが可能な年齢となります。
幼稚園・保育園で歌った歌を弾けたなら、お子さまにとっては楽しくもあり、大きな自信となり自己肯定感も高まることでしょう!
まとめ~3歳はピアノレッスンを始めるのに最適である!
3歳からのピアノレッスンで身に付くことは、
①情緒豊かな人間性を築く
②小学校で学習する態度の基礎を作る
③少しずつ積み立てて継続するピアノレッスンは理解力を深め、自分でやる力を養う。
④ピアノに向かう事で、少しずつ集中する時間が長くなっていく。集中力を培う。
⑤聴力の盛んな時期なので「聴力」=「脳育」の回路を作り、結果として脳力アップにつながる。
⑥音楽の基礎的なことが身につけられる。音感が身に付く。
⑦身体の発達を促進し、心と身体のバランスをとって健全な成長ができる。
このように、3歳のピアノレッスンはかなりメリットの多い習い事なのではないでしょうか?
最後に。3歳に最適なピアノレッスン法とは?
こんなにメリットが多いピアノレッスンですが、無理にやらせて練習をさせてしまうと、ピアノ嫌いになってしまうケースも多々あります。
親は、良かれと思って「練習」を促します。
また、「練習しないと上達しない」という思いから嫌がる子を捕まえて椅子に座らせ練習を習慣づけようと必死になります。
将来、音楽の道で食べていくのならば、それも仕方ないと思いますが、ピアノが一生のお友達になるよう楽しく弾いていくのであれば、子どもの音楽教育家の私こと、滝沢ゆみにお任せいただけませんか?
1,000人以上の生徒を育てて、誰一人として嫌で辞めた子のいない実績の私が、これだけのことを学べば、どの音楽教室に行ってもピアノ学習がスムーズに進めることができるカリキュラムを23項目にまとめました。
かえるのキャラクターの「るるちゃん」と一緒に楽しく学べるおうち動画ピアノレッスン「ハロー♪ぴあの」は3歳のお子さまばかりでなく、ピアノを始めようと思った10歳までのお子さまに楽しんで取り組んでいただける動画学習教材です。
「えっ?動画でピアノレッスン?」
と、思われるかもしれませんが、日本国内はもとより、アメリカ、フランス、東南アジア、イギリス、オーストラリアなど海外のお子さまからも「ピアノを楽しく弾いています」とご感想をいただいています。
受講方法は、毎日練習代わりに動画を見てピアノで遊ぶと言う感覚で、動画の指示に従って弾くだけ。
何回も繰り返し学習できるのと、都合に合わせて、レッスン時間を決定できること。
また、帰省中でも、車で移動中でも、いつでも、どこでも受講できます。
親のほうが忙しくて、動画ピアノレッスンを忘れてしまっても、お子さんの方から、「ママ、ピアノレッスンやりたい」と催促してくるほど楽しんでいますと感想をいただいています。
あなたは、お子さまと一緒にピアノ(キーボード、またはおもちゃのピアノ)の前に座って「ハロー♪ぴあの」の動画を見るだけ。
お子さまがわからなさそうな箇所だけサポートしてあげてください。
ピアノレッスンは、お子さまが自分で弾きたいと思って弾かない限り身に付きません。
これは、勉強も同じです。
ぜひ「ハロー♪ぴあの」でお子さまの自主性を信じて、自分からどんどんピアノを弾く子を育てて頂けたらと思います。